~ ただの日本史好きが書くブログ ~

【コラム】自校体操ってナニ?やっている主な学校の一覧を紹介!

今回は歴史は歴史でも、主に現代の戦後の歴史のお話になります。

ということで、学校の歴史について「自校体操」もしくは、それに準ずるその高等学校オリジナルの体操が存在する高等学校を一覧にしてみました。ここでは、少なくとも一年に一度は体操として利用する高等学校(毎回の授業で行われる体操、体育祭など行事の時のみ行われる体操は問いません)。

誰得記事かちょっと分かりませんが(笑)、なにかの役に立てば幸いです。

学校の一覧

この一覧はすべてを網羅しているわけではありませんが、主な学校を一覧にしました。どんな特徴があるでしょうか?

最後に

こうして一覧にしてみると、どちらかと言えば歴史のある学校に多いように思います。あまり日の目の当たる分野ではありませんが、ぜひあなたの近所の学校のことも一度調べてみてはいかがでしょうか。

他にもあるぞ!という情報があればどしどしコメントお願いします!

【目次】高校日本史Bぐらいの日本史ログ【Index】

本ブログの目次になります。本ブログのコンテンツは、長々と文章を書くというよりは箇条書きで簡潔に記し、読者へ簡潔に内容を伝えることを理念としています。

レベル的には大体高校の日本史Bか、場合によってはそれを少し掘り下げたぐらいを目論んでいます。

ただいま誠意作成中につき、書きかけの部分が多いです。(緑色のリンクが出来ていないところが未執筆です。)記事によっては分野をまたいでいる場合があるので、その場合には私の裁量でカテゴライズしています(○○編と△△編の分野を横断する記事がある場合、私の裁量でいずれかに所属させているため、必ずしもカテゴリの名前がその記事の内容の分野と一致するとは限りません。)中の人も忙しいので少しづつしか投稿できません。すみません…。執筆順はその場の気分です。

自己満足完遂型のブログにつき、この記事を先に書いて!などのコメントに必ずしも返答するとは限りません。あしからず。

時代別歴史まとめ(メインコンテンツ)

原始・古代編

  1. 人類の誕生
  2. 日本の旧石器時代
  3. 縄文時代
  4. 弥生時代・小国分立
  5. 邪馬台国とヤマト政権
  6. 古墳時代
  7. 飛鳥時代
  8. 中央集権への胎動と律令制の成立
  9. 平城京遷都と奈良時代
  10. 天平文化
  11. 平安王朝の始まり
  12. 律令制の再生
  13. 弘仁・貞観文化
  14. 藤原北家の台頭と最盛
  15. 班田制の崩壊と荘園公領制
  16. 国風文化

中世編

  1. 武士の登場
  2. 院政
  3. 保元の乱・平治の乱
  4. 院政期の文化
  5. 源平争乱と鎌倉幕府の開府
  6. 承久の乱と執権政治
  7. 鎌倉時代の社会
  8. 鎌倉文化
  9. 蒙古襲来
  10. 鎌倉幕府の滅亡
  11. 建武の新政
  12. 南北朝の動乱
  13. 守護大名の成長
  14. 室町幕府の確立
  15. 守護の牽制
  16. 室町時代の外交
  17. 諸産業の発達
  18. 農民の一揆応仁の乱
  19. 室町文化
  20. 戦国大名の出現
  21. 戦国の都市・町衆

近世編

  1. 大航海時代・南蛮貿易
  2. 織豊政権の天下統一
  3. 豊臣秀吉の政治
  4. 桃山文化
  5. 関ヶ原の戦いと江戸幕府の開府
  6. 江戸幕府の権力統制
  7. 江戸幕府の身分統制
  8. 幕藩体制成立期の内政
  9. 江戸時代の外交・対外関係
  10. 動揺と改革期の内政
  11. 幕府崩壊期の内政
  12. 江戸時代における諸産業の発達と経営発展
  13. 江戸時代の文化

近現代編

  1. 幕末の混迷
  2. 薩長同盟(薩長連合)
  3. 大政奉還戊辰戦争
  4. 明治維新の達成と新政府の発足
  5. 明治初期の内政
  6. 明治時代の対外関係
  7. 啓蒙思想自由民権運動
  8. 法典・国家機構の整備と初期議会
  9. 条約改正
  10. 朝鮮問題・日清戦争
  11. 政党の進出
  12. 日露戦争
  13. 大陸進出
  14. 桂園時代
  15. 産業革命の進行
  16. 明治期の文化
  17. 大正政変
  18. 第一次世界大戦と日本
  19. ワシントン体制
  20. 大衆文化
  21. 第二次世界大戦
  22. 終戦占領政策
  23. 高度経済成長の足掛け
  24. 経済大国の実現・平成不況

テーマ別整理

  1. 貨幣史
  2. 宗教史
  3. 土地制度…荘園とか
  4. 家族制度…結婚の形態や家制度とか

ひとこと

あまり文章を長くせず、混んだ電車でも読めるぐらいに調整しています。 

日本の歴史をもう一度学び直したい人、歴史を復習したい人などぜひ本ブログで学んでみてくださいね!

※記事の更新順をてきとーにやると、並び順がおかしくなってしまうので、暫定措置として投稿日をいじっています。

 

 

 

 

 

 

【近現代編23】高度経済成長の足掛け【高校ぐらいの日本史】

大正デモクラシーから暗転、15年戦争へと突入した日本はいよいよ希望の戦後を迎えました。今回は、荒廃した戦後から高度経済成長へ至るにあたって築かれた土台について、その成立の過程を学びましょう。

戦後の国民生活

  • 国民生活の破綻
    • 物資の欠乏で生産力が著しく下がる
      • 大戦によって、我が国は国土の44%、国富の34%を失った。
    • 軍需工場の労働者・復員軍人・外地からの引揚者などおよそ1000万人の失業者が発生
    • 多額の公債を抱えた政府は、軍需補償や復員手当、占領軍の施設建設費を賄えない。
      • 政府は戦時中に大量の紙幣を発行した。
      • →急激なインフレで国民の衣食住が困窮。
    • インフレの抑制
      • 1946年2月 幣原内閣は金融緊急措置令を出し、インフレを抑制しようと試みる。
        • 預金封鎖
        • 新円発行によって市場の紙幣流通量を減らす
        • →効果は一時的。
  • 男女同権の衆議院議員選挙(1946年4月)
    • 議席の3割を革新政党が占める。
    • 幣原内閣は辞職に追い込まれる。
  • 第一次吉田茂内閣(1946年5月~)
    • 日本自由党
    • 1946年12月、傾斜生産方式を採用。
    • 続く片山内閣へ継承される。
    • 石炭・鉄鋼などの重要産業に資金・資材を集中投入する。
    • 1947年1月に復興金融公庫を設置。
  • 労働運動の発展
    • インフレの中で低賃金・食糧難に苦しむ民衆が支持。
    • 戦後初のメーデー…1946年5月1日、東京で50万人が参加。
    • 食糧メーデー…1946年5月19日、米よこせデモを行う。
    • 総同盟などが結成…1946年8月、労働組合の組織化が進む。
    • 二・一ゼネスト
    • 4月の総選挙で社会党が第一党となる。
  • 片山哲内閣(1947年4月~)
    • 社会民主民共連立内閣
    • 連立内閣のため社会主義政策が取れず総辞職
  • 芦田均内閣(1948年3月~)
  • 第二次吉田茂内閣(1948年10月~)

第二次世界大戦で変わった世界

 

資本主義(自由主義)陣営〈西〉

社会主義(全体主義)陣営〈東〉

盟主(中心国)

アメリカ合衆国(USA)

ソビエト社会主義共和国連邦ソ連,USSR)

政治

トルーマン・ドクトリン

コミンフォルム

経済

マーシャル=プラン

コメコン(経済相互援助会議)

軍事

NATO北大西洋条約機構

WTOワルシャワ条約機構

冷戦の激化

  • 冷戦(冷たい戦争)が激化するに伴って、アメリカの日本占領政策が転換する。

混迷する日本経済の復興

  • ガリオア資金(占領地域救済政府資金)・エロア資金による経済援助と賠償の緩和
  • 傾斜生産方式(1946年12月)
    • 第一次吉田茂内閣→片山哲内閣へ継承。
    • 石炭・鉄鋼などの重要産業に資金・資材を集中投入する
    • →インフレーションがさらに加速。

アメリカの占領政策転換(逆コース)

  • 中国で共産党が優勢となったことへの危機感が生まれる。
  • 1948年1月:アメリカ陸軍長官ロイヤルの演説
    • 「日本を極東における全体主義共産主義)に対する防壁にする」
    • 日本経済の弱体化をもくろむGHQの占領政策を批判し、共産主義に対抗するため、日本の経済発展を優先。
    • アメリカは日本に経済援助と経済安定を援助し安定した工業国にする。
    • 東アジアにおける主要な友好国となることを期待する。
  • 諸外国に対する賠償軽減
  • 企業分割の大幅緩和
  • 1948年12月:経済安定9原則
    • GHQが第二次吉田茂内閣に指令
    • 経済安定計画の立案と実施を促す。
    • (1)経費節減による均衡予算/(2)徴税の促進と強化/(3)預金貸出先の制限/(4)賃金安定策の確立/(5)物価統制の強化/(6)外国貿易管理の運営改善と外国為替管理の強化/(7)輸出増大のため物資割り当て及び配給制の改善/(8)全重要国産原料生産の増産/(9)食糧集荷計画
    • →1949年春には工業生産は戦前の約8割まで回復。
  • 1949年4月:ドッジ・ライン
    • GHQ顧問のドッジが経済安定9原則の具体化
    • 赤字禁止の超均衡予算を実施してインフレを抑える強力なデフレ政策
    • 1ドル360円の単一為替レートを実施して輸出促進
  • 1949年9月:シャウプ勧告
  • ドッジ・ライン、シャウプ勧告による税制改革の意義
    • 復金インフレは抑制され、円の価値が安定し国際競争力が高まる。
    • 一方で激しい不況に陥る。
    • 1949年9月以降、消費者物価が下がる。
    • 企業が合理化を迫られ、人員整理が進む。
    • "安定恐慌"となり失業者が急増。
    • 独占禁止法が緩和され、大企業が温存。

逆コース民主化

戦後文化の開始(占領期の文化)

【近現代編2】薩長同盟(薩長連合)【高校ぐらいの日本史】

薩摩・長州(長門国)の政策は偶然にも一致した方向性へと向かってゆき、土佐の武士の仲介もあり同盟を結ぶまでに発展を見ます。どのような流れだったのでしょうか?

薩長尊王攘夷とその限界

  • [薩摩]1860.1…薩摩藩浪士がハリスの通訳のオランダ人ヒュースケン(28歳)を殺害する。
  • (幕府)1860.3…桜田門外の変
  • [水戸]1861.5…東禅寺事件:水戸藩労使が江戸高輪の東禅寺に置かれていたイギリス仮公使館を襲撃
  • (幕府)1862.2…坂下門外の変
  • [薩摩]1862.5…藩主の父島津久光が勅使を奉じて東下
  • (幕府)1862.7~…文久の改革を始める
  • (朝廷)1862.11…攘夷実行命令を出す
    • 長州藩が朝廷内の過激派公家と手を結び主導権を獲得したことによる。
    • 63年5月10日を期限に攘夷を実行。
  • [長州]1862.12…江戸で建設中のイギリス公使館焼打ち事件を起こす。
  • [長州]1863.5…攘夷の実行日に下関海峡の外国船に発砲する。
    • 長州藩以外には攘夷行動を行った藩はなかった。
  • [長州]1863.6…高杉晋作らにより藩内で奇兵隊が結成される
  • [薩摩]1863.7…薩英戦争が勃発する。
    • 生麦事件での賠償金未払いを理由にイギリス艦隊が鹿児島を襲撃し、薩摩も反撃する。
    • イギリスが辛勝する(犠牲者はイギリスのほうが多かった)。
    • ★薩摩…攘夷は不可能と悟り、西郷隆盛大久保利通を中心に軍制改革(洋式軍備化)を進める。
    • ★英国…薩摩の実力に注目する。
  • [薩摩+会津]1863.8…公武合体派の2藩が八月十八日の政変を起こす。
    • 三条実美ら朝廷内の尊攘派を一掃する。
    • →長州が朝廷での勢力を牛苧
    • ★反対勢力が天誅組の変(奈良)や生野の変(但馬)が起こるが弾圧する。
  • [長州]1884.6…池田屋事件:新選組が京都で長州藩士ら尊攘派を襲撃。
  • [長州]1865.7…禁門の変(蛤御門の変)
    • 長州藩士が上京し、御所を守る薩摩・会津藩士と戦闘状態になる
    • →長州は薩摩・会津に敗北し朝敵となる。
  • [長州]1864.8…四国連合艦隊下関砲撃事件
    • 英国・仏国・蘭国・米国艦隊の陸戦隊が上陸。
    • 下関砲台を攻撃占拠し破壊し、備砲を奪う。
  • (幕府)1864.9~…第一次長州征討(幕長戦争)
    • 幕府は禁門の変の罪を問い、諸藩に命じて長州へ派兵
    • →砲台選挙もあり長州は戦火を交えず屈服する
    • 諸藩は派兵に消極的だった。
    • 内外からはさみうちを受けた長州藩内では保守派が実権を握り、政策を攘夷から幕府への恭順へ転換する。
  • [長州]1864.12…高杉晋作率いる奇兵隊が(保守派を倒し)実権を握る
    • 藩諭を恭順から討幕へと導き、イギリスに接近する
    • →高杉・木戸孝允らは大村益次郎を登用し軍政改革(洋式軍備化)を進める。

薩長の意向が一致する

  • 両藩は、海外と協調し洋式軍備化を進め、幕府へ対抗する姿勢が偶然にも一致した。
  • 1866.1…土佐の坂本龍馬中岡慎太郎の住改で薩長同盟(薩長連合)を秘密裏に結ぶ。
  • 1866.5…幕府と欧米諸国間で改税約書を結ぶ
    • 関税率を5%に引き下げる
    • 兵庫港開港延期に対し四国連合艦隊からの威嚇もあり、代償として結んだ。
  • 海外の姿勢
    • フランス(ロッシュ)…幕府支援:財政的・軍事的に援助
    • イギリス(オルコック→パークス)…薩長支援:天皇中心の雄藩連合政権に期待
  • 1866.6…第二次長州征討(幕長戦争)
    • 幕府軍が再び長州を攻撃する。
    • 薩長は派兵せず長州を支援する。
    • 幕府軍に不利な戦況都内戦闘は中止。

社会が乱れる

  • 各地で世直し一揆や打ちこわしが起きる
  • 全国(特に東海・畿内一体)で「ええじゃないか」の集団舞踊が起こる(1867年~)

 

【近現代編1】幕末の混迷【高校ぐらいの日本史】

数百年続いた江戸幕府も、徐々に乱れが目立つようになってきて崩壊へ向かっていきます。このころの混乱をテーマ別に分けてみていきましょう。

貿易の実態

  • 1859年~ 長崎・横浜・箱館で貿易開始
    • 中心地は横浜
  • 取引には銀を用い、同種同量交換の原則にのっとる
  • 貿易相手は8割以上が英国
  • 売込商(日本商人)と引取商(外国商人)が居留地で貿易を行う(居留地貿易)
    • 引取商の活動は居留地内のみ
    • 中国(清国)では居留地のことを租界と呼んでいた。
  • 輸出品:生糸・茶・養蚕紙・海産物など(主に食料品や半製品)
  • 輸入品:綿織物・毛織物・武器など(主に工業製品)

影響

  • 廉価な綿織物の輸入が増える
    • 国内産業(手紡・綿織物業)などが苦境に立たされる
  • 製糸業の発展とマニュファクチュア化がすすむ
    • 輸出品の生糸・茶などは生産が追いつかずに品不足になり価格高騰・物価高騰が起こる
  • 流通ルートが変化する
    • 在郷商人らが生産地から直接開港場へ商品を運ぶ
    • →商品が江戸を通らず江戸は物不足に陥る
    • 1860年江戸五品廻送令で統制を狙うも失敗(五品:生糸・雑穀・水油・蝋・呉服)
  • 金が大量流出する
    • 国内と国外で金銀の交換比率が違ったことが原因。
    • 国内では「金:銀=1:5」だったが、国外では「金:銀=1:15」であった
    • 10万両以上の金が海外へ流出する
    • 1860年、幕府は万延(貨幣)改鋳で金貨の質を大幅に落とす
    • →物価上昇に拍車がかかりインフレが発生
    • →攘夷熱が高まり、攘夷運動の遠因となる。

安政の改革

将軍継嗣の対立

  • 13代将軍の徳川家定は病弱であったため、子ができなかった。
  • その継嗣(跡継ぎ)をめぐって、一橋派と南紀派が対立する。

一橋派…改革志向

南紀派…保守志向

結果

公武合体

【近世編12】江戸時代における諸産業の発達と経営発展【高校ぐらいの日本史】

江戸時代には様々な産業が発展を見せ、また街では経営も発展し栄華を誇りました。今回は為政者目線というよりは、町や農村に暮らす、平民目線でみてみると理解が深まるかもしれません。

鉱業・鉱山業

  • 鉱山の技術は治水・灌漑にも応用された。

金/銀

  • 江戸時代初期に生産増大
  • 銀生産量は世界有数で、東アジア貿易の主要輸出品となる
    • 17世紀中頃に生産減少
  • 金鉱山:佐渡相川/伊豆の各地
  • 銀鉱山:但馬生野/岩見大森/出羽院内

  • 17世紀後半、金銀に代わり生産増大
  • 長崎貿易最大の輸出品
  • 銅鉱山:出羽阿仁/下野足尾/伊予別子

  • 中国地方で足踏み送風機によるたたら製鉄を行う←出羽の砂鉄などを利用
  • 日本刀などに用いる良質な鉄を玉鋼[たまはがね]と呼ぶ

農業

  • 新田開発が進む(特に江戸時代前半)
    • 初期は代官見立新田が中心(代官が開発適地を見立てて開発)
    • 中期以降は町人請負新田が中心となる
      • 例:大坂川口新田/紫雲出潟新田/鴻池新田など
  • 技術の進歩
    • 大規模な治水灌漑
    • 農具の変化
      • 備中鍬(深耕用)/唐箕・千石簁(選別用)/竜骨車・踏車(灌漑)/千石扱(脱穀)など
      • 唐箕は風力で、千石簁はふるいで選別。
      • 千石扱は後家倒しとも呼ばれた。
    • 薬品
      • 刈敷など従来の時給肥料が不足する。
      • 都市近郊では下肥・商品作物生産の場では金肥(干鰯/油粕/〆粕などの購入肥料)が普及
      • 農薬として鯨油が普及
  • 商品作物生産が盛んになる。
    • 技術進歩で単位面積の収穫量増→小農経営(狭隘地に労働力を注ぎ込み利益を出す)が発達
    • 主な商品作物
      • 四草三木(桑/草/楮[和紙の原料]/漆/紅葉/藍/麻)
      • 衣服の原料(桑/麻/綿)など
    • 各地に特産品が生まれる
      • 近江・摂津・河内の菜種/薩摩・琉球黒砂糖/讃岐の砂糖/山城・宇治・駿河/出羽(院内地方)の紅花/越後・出羽の青苧/阿波の藍(藍玉)/薩摩の煙草/備後の藺草/会津の漆/紀伊のみかん/甲斐のぶどう など
    • 農書が発行される
      • 宮崎安貞『農業全書
      • 大蔵永常『交易国産考』『農具便利論』
      • 伊予国『清良記』…など
    • 農村を拠点とした在郷商人が出現する

林業

  • 木材を切り出す山のことをと呼ぶ
  • 尾張藩木曽檜/秋田藩秋田杉 など
  • 刈敷や薪・秣(牛馬のエサ)を供給
  • 木炭生産…紀伊(備長炭)/摂津(池田炭)/熊野/伊豆/下総など

漁業・水産業

  • 網漁法(上方漁法)が上方漁民によって広まる
  • 地引網・船引網・定置網など大規模漁業
  • 土佐の鰹/広島のカキ/紀伊土佐肥前捕鯨/江戸湾の海苔/九十九里浜の鰯
  • 蝦夷地の酒/鰊/昆布などは北前船で運ばれる
  • 江戸中期(田沼時代)主に中国向けの輸出品として俵物を生産(ほしあわび/いりこ/ふかひれ)

手工業

  • 都市では職人(独立した手工業者)が業種ごとに仲間を作る
  • 織物業
    • 木綿織物…三河和泉河内が主産地。小倉縮/久留米絣などの工芸品
    • 絹織物…高機導入で高級織物の生産拡大
    • 麻織物…越後小十谷縮/奈良晒/近江晒
  • 染色業
  • 食器生産
  • 醸造
    • 醤油…下総銚子/下総野田/播磨竜野
    • 清酒…山城伏見/摂津伊丹/摂津/池田
  • 製塩業
    • 17世紀中期瀬戸内海沿岸中心に揚浜式に代わり入浜式塩田が発達
  • 製紙業
    • 流し漉きの技術
    • 越前(←奉書紙で有名)/美濃

商業

  • 問屋制家内工業が発達
  • 流通
    • 蔵物(各藩の蔵屋敷に贈られる)と納屋者(一般商人の荷物)があり、どちらも問屋が支配
    • 卸売市場
      • 米:大坂堂島
      • 魚:大坂雑魚場/江戸日本橋
      • 青物:大坂天満/江戸神田
  • 問屋や仲買は(株)仲間を作り営業独占権(=株)を得る
    • 株仲間は「仲間掟」(独自の法)を定める。幕府は17世紀に運上冥加を徴収し公認。
    • 主な問屋仲間:大坂二十四組問屋/江戸十組問屋
  • 貨幣
    • 三貨… 銀貨〈秤量貨幣〉/金貨〈計数貨幣〉/銭貨
      • 銀座/金座/銭座で鋳造発行
      • 金座の主宰:後藤庄三郎
      • 西日本は銀使い、東日本は金使い➾両替商が重要な役割
        • 両替商は金銀交換/銀行業務の本両替や、金銀と銭との銭両替を行う。
    • 藩札…藩領内で流通
    • 田沼時代には南鐐二朱銀(計数貨幣の銀)が発行される
  • 主な大商人
  • 小売商人は常設店舗から振売まで様々な形態をとる

交通網

  • 五街道(東海道/中山道/甲州道中/奥州道中/日光道中)と次ぐ脇街道
  • 施設
    • 宿場…本陣/脇本陣(大名用)・旅籠(一般用)・木賃宿
    • 関所…東海道の箱根・新居など
      • ※入鉄砲に出女を厳しく取り締まる
    • 一里塚…日本橋を基準に一里(約3.927km)ごとに築かれる塚。
  • 角倉了以高瀬川を開削、富士川などを改修
  • 南海路(江戸~大坂)…菱垣廻船と廻船
  • 川村瑞賢が東回り航路(江戸~東北)、西回り航路(東北~大坂~江戸)開発
  • 飛脚制度
    • 継飛脚(幕府公用)…江戸京都間を約2日
    • 大名飛脚(諸藩専用)… 〃約2日
    • 町飛脚(民間経営)…〃 約6日
    • ※江戸京都間は普通の旅では20日ほど

【近世編6】江戸幕府の権力統制【高校ぐらいの日本史】

江戸幕府は成立後、他の強大な権力を統制する政策をとりました。それぞれ、どんな内容を如何様にして統制したのか学んでいきましょう。

朝廷への対応

宗教への対応

キリスト教

 仏教

  • 諸宗寺院法度を制定
    • 宗派を超えて統制する
    • 本末制を定める
  • 日興を祖とする「日蓮宗不受不施派を弾圧

神道

  • 諸社禰宜神主法度で統制

修験道(本山派/当山派)・陰陽道(土御門家により組織)

  • 修験者(山伏)・陰陽師によって広まる
  • 本末制度編成に含まれる